Liferay認定コンサルティングファーム【OxygenDesign】

株式会社 日立製作所

お客様概要

‐日立製作所 金融第二システム事業部       

日立がビジョンとして掲げる「社会イノベーション事業」として、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現し、より良い未来につなげることをめざしている。金融システムの分野では、デジタル技術と国内外のネットワークを生かした「金融DX」と、サステナブルな社会の実現をめざす「金融GX(Green Transformation)」の2軸で、金融機関の伴走者となり、複雑で変化の速い時代の成長戦略を推進。金融第二システム事業部では、金融/証券/保険を中心にシステムインテグレーション、デジタルソリューションサービスの提供を行っている。

     

システム概要

‐某大手損害保険会社 代理店向けポータル       

保険会社と代理店の間で起こりがちだった「情報格差を解消する」ためのポータル。 情報共有ポータルとドキュメント共有ポータルの2つのポータルを展開し、社員5万人と代理店ユーザー150万人が利用している。無償版の古いバージョン(Ver5.2.3)を利用しておりフレームワークにも改修を加えていたために長年アップグレードが出来ていなかったが、今回エンタープライズ版のDXP7.4を利用してシステムのマイグレーションを実施。

Liferayの利用

要件定義からサービスインまで約1年半という長期プロジェクトだが、モジュール性が高く、また必要なポートレットがLiferayで予め用意されているのでスクラッチ開発と比較して最終イメージをお客様と共有しやすく、また必要なテーブル・インデックス・S3フォルダ等をLiferay側で自動生成してくれるため開発工数が削減できた。

要件定義等のプロジェクト初期段階からサービスインまでのフルサイクルで長期的なコンサルティングを利用。Liferayに関するコンサルティング支援として参画。Liferayの範囲に限らず、プロジェクトとしての課題を解消するためにはどのようにアプローチすればよいか?という目線で常に取り組んでくれた。 Liferayの利用が初めてであったため「Fit to Liferay Standard」というお客様の要望に応えるためには、要件定義フェーズから製品をよく知り経験豊富なオキシゲンデザイン社のコンサルが必要であった。開発フェーズでは初歩的な質問に対しても真摯に対応してくれ、必要な場面ではデモ画面を使って丁寧に説明、ソースコード一式を連携した際には自主的にソースコードレビューを実施、実装レベルで迷った際にはサンプルコードを提供してくれるなど、いずれもスピード感のある対応でプロジェクトの重要課題を早期に解決することができ、内容には大変満足している。 また、公式なドキュメントに記載がないような場合でも、過去の経験やLiferayの設計思想をよく理解したコンサルタントの的確な情報やアイディアにより方針の道筋を先導してくれた。 Liferay社の契約内容の確認や交渉、調整に仲介役としてサポートにも入ってもらい、契約面から開発まで幅広い支援体制で協力をしてもらうことができた。

構築期間

約1年半

オーナーシップ(責任感)

対応の柔軟性

問題解決力

製品に関する知識

      
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